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海を渡って
母の兄の突然の訃報。
伊勢湾に浮かぶ島に向かう。

受け継がれてきた風習にのっとった
島独特のお葬式。
決められた飾り物を持ち
鉦や太鼓を鳴らして
子の世代は喪服の上に白を羽織り
素足に草鞋を履き
孫ひ孫は赤いたすきを首に巻く。
そうやって家から墓へ皆で向かう。
島中の人が見送る。
昔から変わらない。
物悲しく、なのに暖かい。

何もかも皆で助け合って。
島の人達はなんだか力強く
揺るがないように感じる。

都会へ出て行った者達のほうが
もしかして拠り所なく
不安定なのでは、と感じさせられる。

島で見る母もなんだか
居るべき場所に戻ったかのよう。
生き生きとして見える。

大事なものは
何だろう。
どこにいてもしがらみはあるけれど。
煩わしさもあるけれど。

当たり前のように助け合えること。
当たり前だったはずなのに
見えなくなっていってるもの。
そんなものを垣間見てきた気分。
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Top▲ | by na_nase | 2006-11-12 22:27 | つれづれに | Comments(0)
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